米HPは1月8日(現地時間)よりアメリカ合衆国ネバダ州ラスベガス市で開幕するCESに先立って、2019年モデルのPC各種製品を発表。その1つが、15型ノートPCでAMOLEDディスプレイを業界で初めて搭載する「Spectre 15 x360 AMOLEDディスプレイ版」だ。

HP Spectre 15 x360 15にSamsungの15型AMOLEDディスプレイを搭載

HP Spectre 15 x360 15は2018年10月に日本でも発売された2in1。ハイエンド構成になっており、ペンも利用でき、単体GPUを搭載することで人気を集めている。

今回発表された「HP Spectre x360 15 AMOLEDディスプレイ版」は、そのAMOLEDディスプレイ搭載版となる。AMOLEDはアクティブマトリクス式有機ELのことで、近年ではSamsung ElectronicsのGalaxyシリーズや、AppleのiPhoneなどのスマートフォンに採用されている。

 PCでも、LenovoがThinkPad X1 Yoga(Gen2)で採用したが、その後継製品では採用されなかったことからもわかるように、PCサイズのディスプレイでは、IPS方式の液晶などに比べて価格や、消費電力が高いなどの課題があり、一般に普及するという段階までにはなっていない。

 その一方で、液晶ディスプレイに比べて高輝度、高コントラストという特徴を備えており、とくにHDRコンテンツの再生などで有利なる。

 今回の新製品に採用されたのは、Samsung AMOLEDディスプレイ。コントラスト比は10万:1で、HDRに対応。DCI-P3 100%の色域をカバーし、sRGB 100%に比較して33%広い色域をサポートしている。

 原稿執筆時点ではそれ以外のスペック(CPUやGPUなどが従来モデルと同じなのかなど)は明らかになっておらず、今後明らかになる予定。HPによれば、米国では3月から販売開始される予定で、価格なども未定だ。日本での販売予定、価格などについても未定。

HP Spectre Folioのに4Kディスプレイオプションが追加

また、既存の2in1「Spectre Folio」の追加モデルとしてボルドー/ブルゴーニュ版を追加。ボルドー/ブルゴーニュ版は、ボルドー/ブルゴーニュ地方のワインをイメージしたフォリオケースがバンドルされ、オプションで4Kディスプレイが選べるようになった。

ブルゴーニュ版は6日(現地時間)より販売が開始されており、1,309.99ドル(税別、1ドル=110円換算で144,099円)からという価格設定になっている。